出社
メールと1日のスケジュールチェック
空調機開発本部 技術開発部 商品技術開発グループ
理工学研究科 物理学専攻 卒
# 技術系
# 空調機
# 若手・中堅社員
人が暮らす空間を快適にすることができること、自分が携わったものが市場で販売されることが入社を決めた理由です。普段の生活で、「暑い」「寒い」などと感じるとストレスになり、リラックスできません。休日に自宅でのんびりする時、仕事をしている時など、そこが快適な空間であれば、より充実した時間になるでしょう。私は、その空間づくりに貢献したいと思いました。また、そうした製品が、家電量販店や町中の室外機など、自分のよく目に付くところにあったので、きっと仕事のモチベーションにつながるだろうと考えました。
当社の数年後の技術を担う、先行開発部門で仕事をしています。「冷凍サイクル設計」を行っており、圧縮機・熱交換器・各種弁・配管などの開発・設計、高性能化の推進、省エネ・小型化の両立、過酷な環境下の性能の確保、環境への影響抑制を推進しています。先行開発部門ということで、新しい技術に触れる機会が多く、時にはすぐに解決できない難しい課題に取り組むこともありますが、仮説と検証を繰り返し、少しずつ前に進んでいます。
メールと1日のスケジュールチェック
前日までの進捗や課題、その日の業務の確認
机上検討、報告書など資料の作成
試験の経過を確認し、問題があれば対策を考える
試験結果報告、今後の進め方のすり合わせ
細かい作業や組み立てが好きなので、初期の試作品づくりに役立っています。コンパクトにまとめたり、綺麗に加工したりすることで、次の試作品にも活かされることがあるので、こだわって作成しています。また、絵で説明した時に、先輩から「絵が上手くて伝わりやすい」と言われたことがあり、それからは複雑な説明には絵を用いるようになりました。
新しい技術を初めて確立した時のことは忘れられません。新しい技術のため、先輩も正解がわからず、有識者も少ない中、グループのメンバーや上司と意見を交換しながら取り組みました。「理想の状態にするにはどうするべきか」「根本原因は何か」を考えて、少しずつ理論を組み上げていったのです。入社3~4年目の頃でしたが、自身で考えた新制御が採用された時には、とてもうれしかったことを覚えています。
人に頼られる技術者になることです。「何か困ったときにあの人に聞いてみよう」「この分野ならばあの人が詳しい」と名前が上がるような人が理想です。そのために、まずは地道に知識を積み重ねることが大切だと考えています。わからないことをそのままにせず、気になった内容を調べたり、担当した業務の課題や工夫したことを整理しておいたりすることを心がけています。
特に熱中しているソフトがある時には、夜遅くまでゲームをすることもあって、気が付いたら朝方になっていたことも数えきれません。他には、朝一でスーパー銭湯へ行ったり、カメラ片手に森林浴をしたりと、心身共にリフレッシュするようにしています。
※所属や内容などは、取材当時のものです。